先日、おかげさまで40歳になりました。
人生80と考えたら丁度半分。
0歳から40歳までをもう1回と思うと長いような気もするし、短いような気もする。
誕生日がきて歳とともに思うのが、スポンジのように吸収する心はこれからも持ち続けないといけないなということ。
20代や30代前半の時は、自分のこだわりや思いが強く、自分がそうと思わないことは聞く耳を持たず、自分が絶対で、曲げようとしませんでした。
ある意味、そういう部分もこの仕事には大切で、自分に自信をつける為に自分自身を信じて頑張っていました。
人からこうすればああすればと言われても素直に聞かず、流していたりして。
でも、歳とともに人の意見を素直に聞けるようになっていきました。
きっかけがあったわけでもなく、いつ頃からか憶えていませんが。
自分はこうだったけど、そういう意見もありだな、
自分はこう思ってたけど、ああそうかそっちの方がいいかも。とか。
少し柔軟になったというか丸くなったというか。
でも、そうしないとただの頑固ジジイになってしまうし、成長がなくなるなと気づいたのかもしれません。
あんなにゴツゴツと鋭く角ばった石も上流から下流へ流されていくうちに色んなものにぶつかりながら最終的には角がとれて丸くなる。
尖っていた20代から少しづつ余計な部分が削られて完全に丸くはないけど変わってきている。
カッチカチの使い古したスポンジはもはや水も吸わず、小さく固まってしまい、使い物にならない。
新しいスポンジのように弾力も吸収力もある心でいないといけない。
若かった頃よりも素直に謙虚にうけとめる姿勢や心を持ち続けていないとカッチカチになってしまう。
ただ、自分のこうだという芯の部分は持ち続けながら吸収していけたらなと思う。
何でも軸がないとブレブレになってしまいますから!
誕生日を迎えて歳を重ねる度に自己確認ですね。
一年に一回くらいそういう日があってもいいのかもしれません。