2014/04/14

パーマの前と間と後に



パーマをかける前は、まず髪のコンディションを整えるのが大事。

必要な栄養分を補給してあげてからでないとかかりむらやダレに繋がってしまうと同時にパーマの持ちにも影響してきます。


そこでまずこの高分子ケラチンPPT(毛髪保護成分)を補給し、髪の毛にタンパク質を足してあげます。

その後、ナノレベルのスチームを当てて水とともに栄養分を髪の奥へ浸透させてあげます。







     


そしてロッドに巻いて思い通りのカールが出てるかチェックしたら、中間処理にこの処理剤をロッド1本1本につけます。









これはナノCMCと高分子ケラチンからできていて
このCMCとはザックリ言うとタンパク質と脂質で構成され、毛髪の中のキューティクル間や角質間を接着させる油分で、毛髪内部の水分保持機能を持つ大切な組織です。

このCMCが不足していると水分や脂質の保持力が低下してダメージの原因になります。

またCMCは水と油分の通り道でもあるので、カラー剤やパーマ液はCMCを壊しながら毛髪内部に作用していくので、しっかりとこういうものでCMCを補給してあげることがとても大切なんです。



パーマをかける前の処理も大切ですが、中間でこういった処理をしてあげることも同様にとても重要な役割をもっています。





最後にシャンプー台でパーマ液を流したら、
保湿力を高めるトリートメント剤とタンパク質の流出を防ぐ為に皮膜をつけるトリートメント剤の2種類のトリートメント剤をつけます。



そしてそして髪を乾かす前にこのアウトバストリートメントをつけてからドライします。








以上がパーマ時に行う内容です。

ただかけるだけでなく、コンディションを整えながらダメージを最小限に抑えるよう注意して施術しています。

パーマ液も通常のパーマ液よりも弱いものを使用し、パーマは全てスチームを使ってかけるので髪への負担も少なくてすみます。



これから紫外線も強くなってくるので、こういった処理は必要不可欠ですね。



フリーランスのいい所は新しい処理剤や薬剤を自由に替えることができるんです。

お店のスタッフの場合はスタッフ全員がいいと思うものしか使用できません。
それぞれ好きな物を使っていたらコストもかかりますからね。

その点フリーランスは試してみていいと思ったものを使える。
新商品に自由に切り替えることもできるんです。



薬剤だけでなく、施術方法などもよりよいものをお客様には常にいいものを提供できるようにアンテナは広げています。


0 件のコメント:

コメントを投稿